ニュースリリース:「PARTNER-J PCカード インターフェース」新登場!
2003年2月25日
関係者各位
京都マイクロコンピュータ株式会社
「PARTNER-J PCカード インターフェース」新登場!
高速JTAG専用デバッガ「PARTNER-J」
「PARTNER-J PCカード インターフェース」新登場!
高速JTAG専用デバッガ「PARTNER-J」京都マイクロコンピュータ株式会社(本社:上記所在地 社長:山本彰一)は、RISC CPUを中心とした開発環境のパイオニア企業として、常に最新の組込み開発環境をご提案してまいりました。本年3月1日に、高速JTAG専用デバッガ「PARTNER-J」のオプションインターフェース、PCカードインターフェースの発売を開始いたします。
高速JTAG専用デバッガ「PARTNER-J」は、JTAGツールは遅いという古い常識を打ち破り、デバッガの応答速度を犠牲にすることなくターゲットボード上で動作しているCPUから発信される多くの情報を直接デバッガが受け取り、フルに活用することで高価なインサーキットエミュレータと同等の機能を実現しました。1998年の発売開始以来、多くのCPUに対応したモデルを発売し、ご好評いただいております。
PCカードインターフェースの登場により、パラレルポートの無い最近のノートPCでも快適なデバック環境をご提供します。
PARTNER-J 製品特長
○ターゲットボード上のCPUのデバッグ専用コネクタにJTAGケーブルでダイレクトに接続
○常識を打ち破る超高速ダウンロード
(V831:500Kバイト/sec)(SH-4:900Kバイト/sec)(SH-3 (SH7709A/29):700Kバイト/sec)(V850E:700Kバイト/sec以上)(MN103:1Mバイト/sec)
○快適な操作性とハイレスポンスなコマンド応答
○ターゲットのバスやユーザ回路に全く負担をかけないエミュレーションを実現
○キャッシャブル空間やDRAM空間でのプログラム実行もリアルタイムトレースが可能(Model 20)
○プログラムコードの実行ブレークの他にデータアクセスによるハードウェアブレークも可能
○フラッシュROMへの書きこみをサポート
○コントロールするパソコンとはPCカードスロットまたはプリンタ用パラレルポートにそのまま接続
○小型/軽量で簡単接続、ノートパソコンと組み合わせればフィールドでの取り扱いも容易
○C/C++クロスコンパイラ“exeGCC”(GNU C/C++コンパイラ)または日立SH C Ver7.0のいずれかが標準で付属(日立SH CはPARTNER-J /SH4またはPARTNER-J /SH3(SH7709A/29)の場合選択可能)
○デバッガソフトは業界で定評のある“PARTNER/Win”を標準添付 WindowsMe/2000/XP対応
PCカードインターフェースインターフェース仕様
バスインターフェース PC Card Standard
コアLSI PC87312 Super I/O 互換品
割込番号 任意
外形寸法 54mm(W)×85.6mm(D)×5mm(H)(TypeII)・27g
重量 約191g(約26g:PCカード本体、約165g:IFケーブル)
PCカードインターフェース動作環境
PARTNER-Jと同様
※PARTNER-Jの最新のコントロールソフトが必要です。
PARTNER-J 動作環境
OS: Windows98/Me/NT4.0/2000/XP
製品価格
PCカードインターフェース単体価格30,000円(税別)
PARTNER-J Model 10 198,000円(税別)より
PARTNER-J Model 20 298,000円(税別)より
対応CPUで異なります。
ご購入時PCカードインターフェース選択時は、各Modelとも30,000円アップいたします。
※PARTNER-Jの最新のコントロールソフト(ネットワーク対応)が必要ですご注意ください。
京都マイクロコンピュータ株式会社について
1985年の設立以来、開発環境の充実をテーマに製品の充実をはかってまいりました。ソフトウェア技術を中心に、それを活用するためのハードウェアを独自に開発しています。ROMインサーキットデバッガ、コンパイラなどの開発環境と、CPUの高速化に対応するためのボード類を軸に時代のニーズにお応えする製品を開発してまいりました。 RISC CPUへの対応やJTAGツールの対応など、他社よりもより早く、今求められる技術、製品を開発する当社に今後もご期待ください。
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