ニュースリリース:デバッガソフトPARTNER バージョン5の出荷を発表
ユーザーインターフェースの強化により、操作性を大幅に向上
2006年6月21日
関係者各位
京都マイクロコンピュータ株式会社
京都マイクロコンピュータ株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長:山本彰一)は、本日、デバッガソフトPARTNERバージョン5の評価版を7月3日より弊社ホームページよりダウンロード開始、正式版を8月1日より出荷すると発表しました。今回のバージョンアップではGUIとCUIの連携を強化し、またカスタマイズ可能な新しいGUIフレームワークの採用により、操作性を大幅に向上しました。
PARTNERは、20年以上の歴史を持つデバッグコントロールソフトウェアです。今回のユーザーインターフェースの強化は、既存バージョンの操作性を継承しながらも、EclipseやVisual Studioなど他のデバッガソフトをお使いの方々に違和感の無いユーザーインターフェースを提供します。これにより、今までPARTNERを使ったことがない方にも使い慣れたGUIのモードで、PARTNERをご利用いただくことが可能です。さらに今回のバージョンアップでは、さまざまなユーザーインターフェースを自在に構築できる仕組みを内部に設け、またPARTNERそのものの内部エンジンも大幅に機能向上していますので、既存のPARTNERユーザーの方も、より強力なプロ仕様デバッガとしてご利用いただけます。
PARTNERバージョン5の主な特長は以下の通りです。
-大規模なソフトウェア開発に最適
同時に多数のソースコードを開いても、クリック一つで切り替えることができるタブコントロールを採用。ツリービューで容易に目的の関数を表示し、ブレークポイントも設定可能。
-強力なカスタマイズ機能
カスタマイズにより、Visual StudioやEclipseなどに似たユーザーインターフェースを実現。PARTNERのコマンドや機能をメニューやショートカットキーに登録。現在ご使用のデバッガからの移行も容易。出荷時にVisual StudioモードやEclipseモードなどのサンプル設定ファイルが付属。
-操作性の向上
従来からの豊富なコマンドラインの機能をメニューにも実装。多くの処理がGUIから実行されるとコマンドヒストリに登録され、簡単にコマンドヒストリから操作を呼び出すことができ、繰り返し操作が簡単に実行可能。
なお、PARTNERバージョン5へのアップグレードは、年間保守サービスにご契約のお客様は、弊社ホームページからダウンロードが可能になります。8月1日以降にPARTNER-Jetをご購入の場合、バージョン5が標準で同梱されます。
当社は、6月28日より東京ビックサイトで開催される組込みシステム開発技術展(ESEC)にて、PARTNERバージョン5とJTAG ICE PARTNER-Jetを組み合わせたデモストレーションを行いますので、是非お立ち寄りください。(ブースNO.5-50)
京都マイクロコンピュータ株式会社について
京都マイクロコンピュータ株式会社(
http://www.kmckk.co.jp/)は、1985年の設立以来、組み込み開発環境の充実と効率化をテーマに製品の開発を行ってきました。超高速JTAG ICEとデバッガソフトを組み合わせたPARTNER-Jetシリーズをはじめ、コンパイラなどの開発環境と評価ボード類を軸に、常に組み込み開発を支援する先進的な製品を提供しています。
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